日本酸化チタン工業会

私たちのビジョンとSDGsSDGs取り組みの詳細

私たちは、酸化チタンに関する研究開発を推進し、課題解決に寄与する製品の創出を通して社会に貢献していきます。
酸化チタンが持つ価値を最大限に引き出し、気候変動の緩和や住環境の向上を図り、人々が豊かで健やかな生活を営み続けることができる世界の実現に寄与します。

SDGsへの貢献

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テーマ 製品・取り組みの詳細
住環境の向上 着色用酸化チタン 優れた白色度を持つ顔料として、ビル・住宅・自動車などの塗料、冷蔵庫・洗濯機といったプラスチック類の着色などに使用されており、私たちが住み続けられる豊かな、美しい色彩の社会づくりに役立っています。

優れた白色度を持つ着色用酸化チタン

光触媒酸化チタン 窓ガラスや建物の壁面、テントなどをコーティングし、セルフクリーニング機能で、防汚に寄与します。また、抗菌・抗ウイルスや脱臭機能により、住み良い環境作りに貢献します。
触媒用酸化チタン 火力発電所やゴミ焼却炉、自動車などから排出される窒素酸化物(光化学スモッグの原因)を除去する脱硝触媒用途となることから大気汚染防止に貢献します。

ハニカム触媒(触媒用酸化チタン担体含有)

硫酸第一鉄 酸化チタン製造時の副生物で、廃水処理用凝集剤として汚染水の浄化、土壌中の有害金属の無毒化に貢献します。

硫酸第一鉄七水和物

気候変動の緩和 赤外線遮蔽酸化チタン 太陽光線を反射し、建物や道路の温度上昇を抑える機能を有する高日射反射率塗料として屋内の温度上昇を防ぎ、空調のエネルギー効率改善に貢献します。
二次電池用酸化チタン 酸化チタンは車載用及び産業用のリチウムイオン二次電池の材料として、低炭素エネルギー化やエネルギー効率の改善に貢献します。また、発火防止といった電池自体の安全性にも効果を発揮します。

製品例(リチウムイオン二次電池)

私たちは、事業活動における温室効果ガスの削減や低炭素エネルギーへの転換により、カーボンニュートラルの実現に向け取り組んでまいります。加えて、製造工程の環境負荷低減や、廃棄物の再資源化を促進することで環境負荷の小さな事業活動へシフトし、持続可能な社会の実現に貢献します。

SDGsへの貢献

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テーマ 取り組みの詳細
環境保全活動 レスポンシブル・ケア活動、環境保全活動全般(省資源・再資源など)

日本酸化チタン工業会の会員企業各社は、事業活動を行う上での環境負荷を十分認識し、レスポンシブル・ケア活動をはじめとするさまざまな環境保全活動を行っています。

SOx、NOx等の大気汚染物質の規制値遵守・発生量削減
節水・循環利用、工程水の排水処理・水質の規制値遵守
低炭素エネルギーへの転換 太陽光パネルの設置や再生可能エネルギーへのシフト

日本酸化チタン工業会の会員企業各社は、製品の製造過程で使用するエネルギーの、再生可能エネルギーやLNG等の低炭素エネルギーへの転換を積極的に進めています。

省エネ機器導入等による蒸気・電力・燃料使用量の削減

私たちは、会員企業のパートナーシップによりイノベーションを促進し、酸化チタンの可能性をさらに高めていきます。同時に、酸化チタンに関する安全性情報を適切に発信し、皆さまに安心して使用いただくための責任を全うすると共に、酸化チタンに対する理解を深めていただけるように努めます。

SDGsへの貢献

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テーマ 取り組みの詳細
イノベーション促進 研究開発の推進

日本酸化チタン工業会の会員企業各社は、酸化チタンに関わる基礎研究・製品開発を積極的に進め、環境や社会の課題解決に貢献するイノベーションの促進を目指しています。

研究開発における職務発明制度
産官学連携プロジェクトへの参画
安全性情報の発信 酸化チタン工業に関する調査研究

日本酸化チタン工業会は、酸化チタン製造業各社で構成される団体であり、日本における酸化チタン工業の発展に寄与することが使命です。その活動は左記のとおり多岐に渡りますが、そのアウトプットとなる「安全性情報の発信」は最も重要な取り組みです。

技術情報収集
環境保全に関する研究
関係官庁並びに諸団体に対する意見の具申